自サイトが「ページがモバイル フレンドリーではありません。」と表示されている理由と対策

モバイルフレンドリーテスト

本日は、SEO界隈ではいまさら感のある話題かもしれませんが、「モバイルフレンドリー」についてまとめていきたいと思います。

先日、運営しているアフィリエイトサイトの検索順位を久しぶりにチェックしようと思い、Googleで検索してみたところ、狙っているフレーズで3位に表示されていました。そこそこの大きさのフレーズで3位ですので、順位自体に問題はありません。ところが、以下画像のように「ページがモバイル フレンドリーではありません。」との見慣れない表示があったため、気になって調べてみました。

モバイルフレンドリーではありません

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モバイルフレンドリーとは?

そもそも、モバイルフレンドリーとはどのようなものなのでしょうか。

Googleによると

PC 向けのサイトは、モバイル端末では見づらくて使いにくいことがあります。モバイル フレンドリーではないサイトの場合、ユーザーはコンテンツを読むためにピンチやズームなどの操作が必要になります。こうしたことに不満を感じたユーザーは、サイトを離れてしまう可能性があります。これに対し、サイトがモバイル フレンドリーであれば、コンテンツが読みやすく、すぐに利用できます。

とのことで、近年のPCからスマホへの急速なシフトを背景に、サイト運営者たちへモバイル端末利用者のことを考えたサイト作りを促す目的で設定されているようです。

〇参考

「モバイルフレンドリー」Google公式

Google Search>>Webmasters>>Mobile Friendly Websites

なぜ注目されたのか

モバイルフレンドリーと同じような考え方や概念は、Googleがわざわざこのように名前を付け、さらにサイトまで作って発信するまでもなく、以前からその重要性はよく理解されていたはずです。PCからモバイルへのシフトが進むにつれて、サイト閲覧者のうちのモバイル端末の割合が増えることは必然であり、サイト運営者もそれを意識したレイアウト、コンテンツ作りを進めていました。PCとモバイルのような異なる画面サイズのデバイスのどれで閲覧しても同じような表示となる「レスポンシブデザイン」と呼ばれる手法は2010年代初頭から存在し、ある程度のレベルのサイト運営者たちにとっては常識と言ってもいいでしょう。ちなみに、Googleもレスポンシブデザインを公式におすすめしています。

ところが、そのようなモバイル端末に対する「配慮」がGoogleに言及されることはこれまではありませんでした。Googleは検索順位を決定するアルゴリズムについて詳細なことを公開していないため、どうすれば上位に表示してもらえるのかはっきりしたことはわからず、Google内部から漏れ出てくる情報や憶測で語るしかありません。ただし、「ユーザーにとってよいサイト」を上位に表示することは明確に宣言されていることから、直帰率が低い、滞在時間が長いといった指標をKPIにサイト改善が行われ続けてきました。また、検索エンジンスターターガイドには、「タイトルをしっかりつける」「metaタグをしっかり入力する」「サイト構造をわかりやすくする」「質の高いコンテンツを提供する」と言った、HTMLの教科書に記載されているような基本に忠実なサイト作りこそがSEOに重要であると記載されています。

しかし、モバイルフレンドリーという概念が登場したことにより、モバイル端末に対応していないサイトは「ユーザーにとって良いサイトではない」とGoogleは認識するようになったと考えられます。つまり、どれだけtitleやmetaを意識して、優れたコンテンツを多く保有するサイトであっても、「モバイルフレンドリーでないから」という理由により、検索順位を下げられてしまう可能性があるのです。また、当該サイトがモバイルフレンドリーかどうかについてはサイト運営者や閲覧者が決めるのではなく、Googleが決定するということも重要な点です。いかに人間が「このサイトはモバイルで閲覧しやすい」と感じても、Googleがそう認識してくれなければそれはモバイルフレンドリーなサイトではないのです。

モバイルフレンドリーテストについて

それでは、自分のサイトがモバイルフレンドリーかどうかを知るにはどうしたいいのでしょうか。いくつか手法はありますが、一番簡単なのはGoogleが提供するモバイルフレンドリーテストを受けてみることです。

https://search.google.com/search-console/mobile-friendly

こちらのURLを開くと、

モバイルフレンドリーテスト

このような画面が表示されますので、テストしたいサイトのURLを入力し、「テストを実行」をクリックすればテストをしてもらえます。非常に簡単に実施できますので、自分のサイトを持っているけれどもまだテスト未実施の方はすぐに試してみることをお勧めします。

ちなみに、冒頭で紹介した私のサイトをテストしたところ、

モバイルフレンドリーです

無事にモバイルフレンドリーと判定してもらえました。そう判定してもらえるのはうれしいのですが、そうなると検索結果に表示される「ページがモバイル フレンドリーではありません。」の警告文は何だったのでしょうか。今回のテストで私のサイトがユーザーフレンドリーということをGoogleにご理解いただけたはずですので、手違いということであれば数日以内に修正されるとは思います。また今後、動きがあり次第まとめます。

また、「サイト全体のモバイルユーザビリティレポートを開く」をクリックすると、サーチコンソールのモバイルユーザビリティのページに飛び、エラーの有無を確認することもできます。

モバイルユーザビリティ

多くのページをテストしたい方は

一回のテストだけで考えればそんなに時間もかからず大変な作業ではありませんが、人によってはたくさんのページを効率的にテストしたい場合もあるかもしれませんね。モバイルフレンドリーの判定はサイト単位でなくページ単位であるため、慎重な方は全ページをテストしたほうがよいでしょう。

そのような方向けに、Tokyo Search Professionalsというサイトで、「モバイルフレンドリーテストを一括で実行できるエクセルツール」という便利なものが公開されています。私は使っていませんが、評判は良さそうなので、興味のある方は利用されてみてください。

自サイトが「ページがモバイル フレンドリーではありません。」とされてしまったら

テストの結果ユーザーフレンドリーではないと判定されてしまったらどうすればよいのでしょうか。本当は私の管理するサイトの中からユーザーフレンドリーでないサイトを見つけ、それを改善する道のりを紹介しようと目論んでいましたが、冒頭のサイトも含めてすべてのサイトがユーザーフレンドリーと判定されてしまったため、残念ながら叶いませんでした。ちなみに、この「かっきーちゃんねる」を含め、私の運営するサイトの多くはSimplicityという大変優れたWordpressテンプレートを利用していますので、モバイル対応を含め、SEOに関しては適当にやっていても勝手にある程度は仕上げてくれるので助かります。

テストでチェックされる項目

テストに残念ながら不合格となり、ユーザーフレンドリーでないサイトと評価されてしまった場合には、だめだと判定された項目について修正を行いましょう。基本的には以下の四項目がチェック項目です。

1.テキストサイズが小さくないか

2.モバイル用 viewport が設定されているか

3.リンク同士の距離が狭すぎないか(タップしにくくないか)

4.コンテンツの幅が大きすぎないか、もしくは小さすぎないか

それぞれ指摘事項は異なりますが、一言で言えば、「レスポンシブデザインにしなさいよ」ということです。

テキストサイズが小さくないか

チェック項目一つ目は、テキストサイズが小さすぎないかどうかです。どのように判定しているのかはわかりませんが、おそらく画面サイズに対してテキストサイズが一定の大きさ以下の場合にはこのアラートが出るのでしょう。

対策としては、モバイル端末での表示を人間の目で確認し、一般的なサイトと比較して明らかにサイズが小さいと思うのであれば、一般的と思えるようなサイズに大きくする、というようなやや泥臭い作業になるのではないでしょうか。

モバイル用 viewport が設定されているか

あまり意識してこなかった人には”viewport”とは聞きなれない単語かもしれませんが、Googleのレスポンシブデザインについてのページには

ページがすべてのデバイスに対応していることをブラウザに知らせるには、ドキュメントのヘッダーに次のメタタグを追加します。

<meta name=”viewport” content=”width=device-width, initial-scale=1.0″>

との説明があります。つまり、ブラウザに対してこのページをどのように表示させたらいいのかをきちんと指示しましょうということですね。

リンク同士の距離が狭すぎないか(タップしにくくないか)

ときどき、大手企業のつくるスマホ向けサイトでも、リンクやボタンの間隔が狭く、タップするのにいちいち拡大しなければならないことはないでしょうか。このようなユーザーに不便なサイトはユーザーフレンドリーとは言えませんね。

このアラートに対する対策もまたテキストサイズと同様に、人間の目で見て、実際にタップしやすいかどうかを調整していくような作業になるでしょう。

コンテンツの幅が大きすぎないか、もしくは小さすぎないか

デザインのうまくないサイトでは、モバイル端末で閲覧した時にコンテンツがはみ出て横スクロールが必要になったり、場合によっては端末を倒して画面を回転させないといけないこともありますね。もしもあなたのサイトがそのように不便な表示になっている場合には、cssの調整などにより、画面にすっきり収まるように改善しましょう。

まとめ

以上が、モバイルフレンドリーについてのまとめでした。アフィリエイターにとってGoogleは世界の創造主のような存在であり、神のさじ加減で起こる検索順位の変動により一喜一憂します。その意味では、今回のモバイルフレンドリーという概念の登場は、「天変地異」と言っても過言ではなく、適応できないサイト運営者は淘汰の対象となるでしょう。とは言っても、Googleはあくまでも「ユーザーにとって良いサイトの順位を上げ、そうでないサイトを下げる」という単純な理念、信念に基づき検索アルゴリズムを進化させて続けていて、ユーザーフレンドリーという概念を生み出したのもその一環に過ぎません。これからも神の動向、発言はきちんとフォローし、ユーザーにとって良いサイトとはどのようなものか、常にアンテナを張り続けたいですね。

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